2024年春夏コレクションのインスピレーションとなった、上野リチ・リックスの作品の数々。彼女が紡ぎ出す独特で詩的な“ファンタジー”の世界観に、アルベルトは深く心を動かされました。
2024年冬、彼女の作品は、アクリスのフォトプリントを駆使して、緻密で美しくスカーフに再現されました。

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上野リチ スカーフコレクション
全7種類
価格:138,600円(税込)
サイズ:65cm×200cm
素材:カシミヤ100%
取り扱い店舗:銀座店、ホテルニューオータニ サンローゼ 赤坂店、三越札幌店、三越日本橋本店、高島屋日本橋店、髙島屋大阪店、福屋八丁堀本店、岩田屋福岡店
上野リチ・リックス(1893-1967)
上野リチは、ウィーン工房を代表するアーティストの一人であり、ウィーン工房のテキスタイルや工芸デザインに大きな影響を与えました。その後、日本人建築家と結婚し移り住んだ京都では、建築事務所やデザイン研究所を創設し、さらには教育者としても活躍。個人の想像力を重視する“ファンタジー”の概念を確立しました。
2022年には三菱一号館美術館にて世界で初めての上野リチの回顧展が開催され、さらに2023年にはアクリスの後援により、ウィーン工房の女性メンバーとして初の個展がオーストリア応用美術博物館(MAK)にて開催されました。優雅さと温かさ、そしてどこか懐かしさを感じさせる作品は、時代を越えて今日も人々に感動を与え続けています。
アクリス コレクターズスカーフ
2000年代初頭、クリエイティブ ディレクターのアルベルト・クリームラーはプリント生地における新しいデジタル写真技術の興味深い領域を探求し始めました。以来、アルベルトは常に著名なアーティストや写真家、建築家の創意あふれる作品からインスピレーションを得て、フォトプリントのスカーフや洋服などで表現しています。それらは、コレクターズアイテムとして、女性たちの心を捉え、長年にわたり愛され続けています。