「私の祖母は、1922年に家庭用ミシン1台でサンガレンエンブロイダリーを使ったエプロンを作り始めました。男児2人の育児だけでは満足できなかったのでしょう。祖母は真の女性起業家でした。
祖母のような、目的を持つ女性のために洋服を作ること。私たちが受け継いできたヘリテージに紡がれてきたこの哲学は、私の仕事の核心なのです。アクリスは男性中心の世界であっても存在感を示す、Women with Purpose - 目的を持つ女性 - たちのためのブランドです。長年にわたって見過ごされてきた女性アーティストたち、ミシェル・オバマやメリンダ・ゲイツのようにアクリスに身をつつみ、社会を、世界を動かす女性たち。独自の視点を持ち、エレガントで、人を動かし、自らの意思を持つ、気取らずクールな女性たちです。
私が提供したいのは、そんな女性たちの生活を支えるワードローブであり、女性が安心して着用できるデイウエアです。アクリスを身にまとえば、何も心配することなどないと感じてほしいのです。今、そういった感覚はこれまで以上に大切です。機能性や多様性、心地よさといったことがもてはやされていますが、アクリスにとっては今に始まったことではありません。ファッションハウスとして創業以来ずっと追求してきたことなのです。」
By クリエイティブ ディレクター アルベルト・クリームラー
1922年、ビジョンを持つ一人の女性、アリス・クリームラー=ショッホによって創業されたアクリスは、創業以来、目的を持つ女性たちと共に歩み、目的を持つ女性たちを支えてきました。クリエイティブ ディレクターであり、創業者アリスの孫でもあるアルベルト・クリームラーは、女性が自らの道を歩む力をつけ、こうなりたいと願う女性になれるよう支援することを自らの使命としています。
アルベルト・クリームラーは当初から、女性のパワーとカリスマ性はその装いで高められ、表現できることを深く理解していました。そして、凛々しさとエフォートレスを兼ね備える装いを通して、女性に最高の自分を感じてもらうことに自らのキャリア人生を捧げています。彼が選ぶ生地、デザインするシルエット、手掛ける仕立て、伝えるファッションメッセージはすべて、女性の力とカリスマ性を進化させるという目的に捧げられています。