東京国立博物館 法隆寺宝物館でファッションショーを開催
アクリスは、4月24日、ブランド誕生100周年を記念して、2023年秋冬コレクションのショー“A Century in Fashion 2023 Akris Fall Winter Collection Show”を東京・上野の東京国立博物館 法隆寺宝物館で開催しました。アクリス初となる東京での大規模なファッションショーにあわせ、クリエイティブ ディレクターのアルベルト・クリームラーが来日しました。
アートと建築の魅力がつまった法隆寺宝物館の中庭をランウェイに
クリエイティブ ディレクターのアルベルト・クリームラーは、アートや建築に造詣が深く、これまでも才能ある著名なアーティストや建築家とコラボレーションをしてきました。今回、ショー会場となった東京国立博物館 法隆寺宝物館は、飛鳥時代から奈良時代前期を中心とする貴重な宝物300件あまりを収蔵・展示。さらに2001年には日本建築学会賞の作品賞を受賞しています。
そんな日本を代表する宝物館を彩る、美しい緑と池に囲まれた中庭をランウェイに見立て、2023年秋冬コレクションを発表しました。
行動する自由と選択する自由。インスピレーションは70年代
2023年秋冬コレクションのインスピレーションは、アーカイブに保存されている3つの箱から見つかった1970年代の型紙から。1970年代は女性が初めて能動的に服を選んだ時代でもあり、これは後戻りすることはありませんでした。自己表現のための服、それは未来にむけたアクリスのスピリットであり、ストリートのリズムであり、女性のリアルな生活を表現するものでした。
ショーに登場したフラワープリントもまた、メゾンのアーカイブから見つかった70年代のプリントをベースにしています。
メゾンのレガシーへのオマージュを込めて、これからの100年へ向けて新しい一歩を踏み出しました。
アルベルト・クリームラーからのコメント
「日本の皆様へ
ブランド誕生100周年を記念し、東京国立博物館 法隆寺宝物館の美しい中庭にて、2023年秋冬コレクションを皆様に披露できることを大変光栄に思います。
また、昨年は世界的建築家であり2023年プリツカー賞を受賞したデイヴィッド・チッパーフィールド氏による新しいコンセプトのフラッグシップストアが銀座中央通りにオープンしました。こうして日本でも新たな100年の幕開けを迎えられたことを嬉しく思います。
アクリス クリエイティブ ディレクター アルベルト・クリームラー 2023年4月24日 東京にて」
セレブリティ
アクリスの2023年春夏コレクションを着て来場したゲストたち。
大政絢
滝沢眞規子
ランウェイに登場したモデルもカクテルに参加。
左から福士リナ、冨永愛、新井貴子
冨永愛
新井貴子
福士リナ
さらに、2022年にアクリス銀座店を手掛けた建築家 デイヴィッド・チッパーフィールド氏、2016年春夏コレクションでコラボレーションした建築家 藤本壮介氏も来場しました。