200年以上受け継がれる秘密
シルクのように軽やかで、レザーのように頑丈なホースヘア(馬の毛)は、上品な光沢と心地よい手触りです。その強さと耐久性から、アルベルト・クリームラーはアクリスのハンドバッグに最適な素材としてホースヘアを用いています。さらに、アクリスは、構造とフォルムを生み出すために、伝統的なメンズウェアやオーダーメイドのテーラリングのようにホースヘアを女性用のレディ・トウ・ウェアに取り入れている、唯一のファッションハウスと言えるでしょう。
自然から生まれたもの
アクリスのホースヘアは、モンゴルに生息する半野生で自由に歩き回る馬たちから採取されています。この地域では、馬は一年中屋外で生活するのが一般的です。モンゴルは、人と馬との関係が共生的であるという点で、地球上に残された数少ない場所のひとつです。そのため、馬は遊牧民の生活の一部であり、誇り高い文化の象徴でもあります。
Savoir-faire(技術・ノウハウ)
洗練された馬の尾の毛、ホースヘアのアクセサリーを生み出すには、あらゆる工程で卓越した技術と熟練の技が求められます。ホースヘアは加工が非常に難しく、時には頑固にさえ感じられる素材です。1800年代に馬毛の織物用として開発された歴史的な織機は、1日にわずか2.5メートルしか生地を生み出せず、この素材を非常に希少なものにしています。ヨーロッパでも、この特別な技術で馬毛を織り続けている工房は、わずか2軒しか存在しません。