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アクリスは、ブランド創業100周年を記念し、ドキュメンタリー映画『Akris – Fashion With a Heritage』を制作しました。
映画監督 ライナー・ホルツェマー による本作は、アクリスのクリエイティブ・ディレクター アルベルト・クリームラー に約2年にわたり密着。その創作の舞台裏を初めて映像で記録しました。創業以来、家族経営を貫いてきたこのファッションハウスを長年率いてきたアルベルト・クリームラーが、自身のアトリエにカメラを迎え入れるのは、40年のキャリアの中で今回が初めてとなります。
本作では、これまで一般に公開されることのなかった貴重なアーカイブ資料を通じて、アクリスの過去と現在が交差します。創業者 アリス・クリームラー=ショッホ の「自らのビジネスを築く」という志に始まり、パリ進出の道を切り拓いた息子マックスとその妻ウテ、そして孫のアルベルトと弟ピーターへと受け継がれてきた歩みを描きます。
三世代にわたり独立を貫いてきたアクリスは、明確な理念を礎とし、今日のファッション業界において稀有な存在となっています。本作では、その歴史と継承の軌跡を、親密な視点から紐解きます。
卓越したクラフツマンシップ、アトリエ専任チームによる丹念なものづくり、そしてブランドを陰で支える職人たちの姿を通じ、ドキュメンタリー『Akris – Fashion With a Heritage』は、アクリスが長年にわたり築き上げてきた——魂と官能性、そして技巧が織りなす——静謐にして力強い世界観へと観る者を引き込みます。
「アクリスの物語を描くことは、単なるファッションハウスの記録にとどまらず、一つの家族の魂を辿る旅でもありました。アーカイブに収められた一枚一枚の写真、丁寧に選ばれた一片の布地、そしてアルベルトとピーターとの対話すべてに、勇気と創造性、そして静かなエレガンスに満ちた100年という時の重みを感じました。この作品は、伝統と革新が寄り添いながら歩む、時間を超えた旅となりました。それはまさに、この特別なレガシーを築いてきた人々の姿そのものでもあります。この映画は、アクリスが生み出してきた作品そのものだけでなく、その根底に流れる価値——気品、内なる強さ、そしてクラフツマンシップに宿る詩情——への、私なりの敬意の表現でもあります」
—— ライナー・ホルツェマー /監督
「このドキュメンタリーをご覧になれば、ファッションが単なるイメージではないことにお気づきいただけるはずです。素材へのこだわり、永く愛されることを前提に作られた服、そして何よりも、家族と、情熱をもって携わる素晴らしい人々。これらすべてが、常にアクリスの核であり続けてきました」
—— アルベルト・クリームラー /アクリス クリエイティブ・ディレクター
Profile
■ライナー・ホルツェマー
監督
1983年よりドキュメンタリー映画の制作を手がけ、写真やファッションの分野で活躍する世界的アーティストの人物像に焦点を当てた作品で広く知られています。
代表作には、ファッションデザイナー ドリス・ヴァン・ノッテン に密着した Dries や、マルタン・マルジェラ に迫った Martin Margiela: In His Own Words などがあり、いずれも世界各国の映画祭で上映され、これまでに64か国以上で配給されています。
2020年には、『Martin Margiela: In His Own Words』が米『The Hollywood Reporter』誌にて「過去10年で最高のファッション・ドキュメンタリー」と高く評価されました。さらに2023年には、俳優 ラース・アイディンガー に迫った Lars Eidinger – To Be or Not To Be が、ドイツのギルデ映画賞において「最優秀ドキュメンタリー賞」を受賞しました。
■ アルベルト・クリームラー
アクリス クリエイティブ・ディレクター
1980年よりアクリスのクリエイティブ・ディレクターを務める アルベルト・クリームラー は、目まぐるしく変化するファッション業界において、最も長く第一線で活躍し続けるデザイナーのひとりです。
クラフツマンシップ、テーラリング、そして最高級素材へのこだわりを軸に、女性の存在感と個性を際立たせる、時代を超えて愛される洗練されたモダンスタイルの創造を追求し続けています。